息子二人暮らし日記  

「やりたいこと」が次々見つかる!自分らしく生きている人の 学びの引き出し術(著者:尾石晴)

大好きなワーママ晴さん。晴さんっぽい本です笑。

今回は書評というよりは、この手の本を読んでの自分の感じ方の変化について。

この本のワークの中に、自分のアンテナ(好きなこと)を発掘しようというものがあるのだが、以前はこの手のワーク、例えば好きなこと・得意なことを100個書き出してみよう、とか、小さいころに好きだったことを書き出してみよう、とかそういう自分の興味を深ぼった時私はいつも「自己研鑽」とか「自分探し」が趣味と書き出した。矢印が自分に自分にいつも向いていることにがっかりしていた。どんだけ自分が好きなんだ!他人に興味を持て!と。自分が非情な人間のようで悲しかった。

だけと、先日とある人とのやり取りで、向上心が高かったり、自分磨きを必死でやったり、、、というのは実は自分に自信がないことの表れで、それは、周りの人に私を好きになってほしいから、そして自分も周りの人を好きになりたいから、何より、自分が自分を好きになりたいからだということがなんとなく分かったのだ。

それが理解できてから、自分探しのワークなんかをやってみても、出てくるキーワードは基本的にはまだ昔と変わらないのだが(自分のことばっかり)、「これは周りの人とつながりたいからなんだ」と思うと、悲しい気分になる事がなくなった。周りの人に好きになってほしいから、矢印が自分に向いちゃっているんだ。私は周りとのつながり・かかわりを求めているんだ。一応、人の温もりは求めているみたいよ、自分。

生涯にわたる学びは、自分と世界との融合、マーブルの探求な気がします。

自己探求、自分だけ理解しようとしても一人よがりだし、スキルや知識としての学びを上塗りしても、それはペラペラのペーパーに過ぎない。

自分を理解し、知識やスキルを取り入れて、外に出してみる。相手の反応と自分の感情を混ぜて混ぜて、感じるものをまた自分に戻していく(同時に相手も吸収していく)。

多様性が認められる世界になったからこそいろんなマーブルが発見できて、探求心に終わりがないのかもしれない。勇気を出して、いろんな人との接点を増やして混ざっていきたい欲がじわりじわりとわいてきました。引き出しに入れたものを外に出して周りの反応を受けてこそ、たんすの肥やしが一張羅のお気に入りになるのかもしれない。

さ、まずは服を着て外に出よう。


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