わかる、とは。なんだ。
わかる、と、できる、は違うといいますよね。
そうなんですよ。わかります。(ほんと?)
では、「わかる」とは何か?
ある人のお金の話を聞いていたんです。
「お金は貯金しちゃだめだよ、使わないと増えないよ」
これって、わかるようでわかってない感じがあったんです。
うーんと考えて・・・。
わかるって、もしかしてフェーズがあるとすると、こういうことかな?と思いました。
①日本語としてわかる
②理論としてわかる。
③体感値でわかる。
わかりやすい例でいうと、
①日本語としてわかる
「ランニングをすると、気持ちも体もスッキリする」
「アウトプットは大事だからやろう」
日本語としては理解できますよね?でも、
・ランニングしても疲れるだけでしょ?とか、疲弊してスッキリするとは思えない、とか。
・アウトプット大事そうな気はするけど、、、、なんでやるんだっけ?やったらどんないいことあるの?
単語はわかる、でも文脈は理解できない。もしくは文脈は理解できる、でも、なんか納得できない、とか。そんな感じに感じる人もいると思います。
②理論としてわかる
これはいわゆる、わかったつもり、の状態。
・確かに走ると、汗かいて気持ちがスッキリするかも(イメージ)。(・・・でもその時だけで後で疲れるんじゃない・・・?)
・アウトプットすると自分の考えまとまりそうだよねー。(めんどくさいからやらんけど)
良さも言葉ではわかる、やらないよりやる方がいいことは理解できる、納得してる(つもり)。でも、実際そのメリットを体感してないから、やらない。誰かに広めるほど語れない。
③体感値でわかる。
ここまでくると、おそらく本当にわかっている。
・走るとスッキリするし、そのあとも気分爽快。確かに疲れるけど、肩こりもなくなったし、運動後のご飯はおいしい。夜もぐっすり眠れていいことづくめ!やったほうがいいよ。
・アウトプットすると、アウトプットしたことによってインプットができて、それってそこでしか得られない知見なんだよね。それにアウトプットすると応援してもらえたり仲間ができる。これってインプットだけしかやってなかったらわからなかったことなんだよ。
さらにいくと、自分以外の他人の体感値も知見として取り入れるとより「わかる」、となるのかもしれない。
冒頭の貯金の例。貯金ばかりしているとお金はそこにとどまるだけ。使うと増える。株式投資でも自分への投資でも、使った分だけリターンになって返ってくる。こういうのって、本当に経験して体感値で分からないと「わかる」と言えない気がする。
あと、生まれ変わった(https://note.com/nancy_8181/n/n08fd335e8fd9)からわかったことがある。
「ちゃんと尊敬できる人をパートナー(結婚相手)に」みたいなきれいごと(!)。
いく人かの夫婦対談みたいなのを何個か音声メディアで聞いてたんだけど。
今まではそりゃ尊敬できる人じゃないといかんような気がする。と思っていたけど、自分を認めることができたから、相手も尊敬できて認められる相手じゃなきゃいかんってだいぶ分かった気がする(まだ体感値じゃない)。上の文章同じこと2回言っとるだけやないかい。
自分に自信がないと、相手のことも認められないんだなぁってことだけ体感値で少しわかった。(つもり)
③まで出来てもやらないのは言い訳だったり、他のチカラが働いとる。そこはまた別のお話ということで。
わかったつもりに気付くって難しいですね。
「体感したか?」を一つの基準に自分のブラッシュアップをしていきたいと思います。