息子二人暮らし日記  

違和感を捉えて言葉にするということ

ここ最近、自分の話し方が変わったと思う。

以前であれば、

  1. 相手の言葉を受けて、
  2. 過去の経験から最適な例や刺さる言葉を見つけ出し、
  3. 相手に伝わるように組み立てて、
  4. 言葉に出す(書く・話す)

という流れだったと思う。

最近は1と2の間に、もう一フェーズ増えた。

1′ “違和感“があるかどうかを自分の心に問う

相手が発した言葉をそのまま受け入れ、心に引っかかる部分=違和感を受け取って、そこをキーに次の質問や会話につなげるようにする、ということを意識するようになった。なぜなら、そこにその人の真意が隠されていることが多いから。それは相手が意識的であれ無意識であれば、何かメッセージが隠されていることが多い。

自分が何かを伝えようとするときも、自分の内側は何を話したいんだろう、ともう一人の心の自分に問いかけて、それを素直に言葉に出すように心がけている。

というのも、もう一人のあなたが違うことを言っていますよ、とスピリチュアルな友達が指摘してくれたからだ。私はスピリチュアルには興味がないし霊感なども一切ないので、その友達がそっち側の話になると、ふーん、で終わるのだが、もう一人のあなた、の存在は無視できなかった。

「自分のことは自分が一番わかっていない」というが、時に自分に嘘をついたり、自分の本当の願望を見ない振りしたり、そうやって閉じ込めた感情に蓋をすることがある。そのふたを開けた感情に耳を傾ける行為がもう一人の自分と対話する行為だと思っている。

自分の心の違和感にも敏感になると、思考の癖がわかり、過去の積み重ねの上で成り立っている自分の性格の紐解きにも役立つ(と信じて継続している)。

長年、自分の心を無視する癖は簡単には直らないが、もう少し楽に生きるために、違和感を大事にしたい。そうすると、少し優しい人に慣れた気がする。


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